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長野 戸隠神社 参拝記④ ~五社巡り~奥社・九頭龍社

カテゴリー:癒しをくれる場所

 

前々記事では、戸隠神社の五社のうち、宝光社(ほうこうしゃ)と火之御子社(ひのみこしゃ)を、前記事で中社(ちゅうしゃ)をご紹介しました。
いよいよ、五社巡りの最後、奥社(おくしゃ)と九頭龍社(くずりゅうしゃ)のお話です。

この二社とそこへ続く参道は、とても強いパワーを持っているんです。

 

長野 戸隠神社の五社巡り~奥社と九頭龍社のあらまし

前記事でご紹介した中社(ちゅうしゃ)から、県道36号線をクルマで5分ほど走ると、奥社の参道入口の看板が左手に見えます。戸隠古道を歩くなら、参道入口まで1.6㎞の道のりです。

奥社の大鳥居

参道入口への道をはいり、小さな橋を渡ると、いよいよ大鳥居。くぐると、両側をせせらぎが流れる気持のよい道が延びています。1㎞ほどあるくと、赤い随神門(ずいじんもん)に着きます。ここからが真のご神域。
その先は、樹齢400年のクマスギ並木が500mにわたって続きます。立冬と立春には、太陽の光が参道に沿ってまっすぐに昇り、神性をより強く感じられるそうです。

途中から道の勾配がだんだんきつくなり、最後は石段をがんばって上っていくと、ようやくお社が見えてきます。手前の手水(ちょうず)場で口と手を清め、階段を少し上ると九頭龍社、さらに数段上ったところに奥社があります。
大鳥居から奥社までは2㎞。40~45分くらいかかるでしょうか。途中にトイレが一箇所ありますが、売店などはありません。

もうすぐ奥社!

 

長野 戸隠神社の五社巡り~奥社と九頭龍社のご祭神

九頭龍社の社殿

奥社の社殿

まず、九頭龍社に祀られているご祭神は、戸隠神社五社のなかで最古の歴史を持つ戸隠の地主神(じぬしがみ=その土地や屋敷を守護する神様)、九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)です。
九頭龍大神は、生命の源や水を司り、古来より、雨乞いの神様、虫歯・縁結びの神様として信仰を集めてきました。
虫歯の神様って、珍しいですよね(^O^) 龍さんは虫歯にはならないのでしょうか。

九頭龍さんをお祀りした神社は、日本各地にたくさんありますが、戸隠の九頭龍さんはとても生命力にあふれていて、エネルギーの強い神様なのだそうです。大好物のリンゴをお供えしておくと、夕方にはなくなっているのですって。龍さんが召し上がっているのだ、と言われているそうです。

また、戸隠神社の本社である奥社に祀られているご祭神は、天手力雄命(あめのたじからおのみこと)。天照大神が天の岩屋にお隠れになったとき、その無双(むそう)の力で岩戸を開いた神様です。
開運、心願成就、五縠豊熟、スポーツ必勝などがご神徳です。

 

 

長野 戸隠神社の五社巡り~奥社・九頭龍社への参道のパワー

参道途中の随神門

杉並木から随神門を臨む

この二つのお社は、参道からもうその強いパワーが満ちています。異空間ともいえるようなパワーです。
わたしの友人のひとりで、とても敏感なひとは、参道の入り口に立っただけで、くらくらしてしまったそうです。
わたしは、参道を歩いていると、しあわせが自分の体内からあふれ出てくるように感じ、「わあああ、しあわせだああ」と叫びたくなるほどです♡
写真からも、そのパワーを感じていただけるのではないでしょうか。

実は、この参道、古来より、亡くなった方たちが天国へ向けて歩いて行く道である、とされてきました。亡くなったかたたちが、山の頂上へ向け、歩いて行くそうなのです。

ここで、不思議なお話をふたつご紹介させてください。

ひとつは、わたしの知人のお話です。
彼女は、急性の重い病気を患い、生死の境をさまよったことがありました。そのとき、どこかの杉並木を、たくさんのひとたちが一列になって歩き、山の頂上へ向っていく風景を見たそうです。彼女は、道の脇に立って、そのひとたちを見ています。誰かが「その列に入ってはいけない」というのが聞こえ、はっとしたときに意識が戻ったそうです。その後、初めて戸隠神社の奥社にお参りした彼女は、その参道を見て驚愕しました。生死の境をさまよったとき、夢で見た杉並木の道と全く同じだったそうです。

もうひとつはわたし自身のお話です。
わたしが去年の10月に初めて奥社にお参りしたときに、参道で何枚かの写真を撮りました。写真を撮ろうとスマホを構えたときに、ファインダになにか青い光が入っているのに気づいたのです。そのときは「気のせいかなあ」と思って気に留めなかったのですが、少し移動して撮っても、また青い光が写ります。青い光は、写真の右上だったり、左上だったり、写る位置も写真によってばらばら、大きさも写真によってばらばらなので、レンズの汚れでもなさそうです。でもよく見ると、どの写真の青い光も、おんなじカタチをしているのです。
わたしはそのような不思議な写真を撮ったことは、あとにもさきにもありません。そのときだけ、なんです。
結局その青い光がなんだったかはわからないのですが、なんとなく亡父がきてくれたのかなああ、と感じています。

そんな不思議なことが満ちている参道です。
ただ、不思議なことに満ちていると言っても全然コワくはありません!凜としていて強く、しあわせにあふれている。そんなパワーで満ちています。ぜひぜひ、そのパワーを体感しにいらっしゃってください。

 

長野の戸隠神社の本社である奥社とその横に位置する九頭龍社。
せっかくですので、いらっしゃるときは、早朝にお出かけになることをオススメします。
早朝の空気の中で、太陽のやわらかい光が、杉の間から木漏れ日となり、その幻想的な美しさが、パワーを増してくれるようです。

次の記事では、五社にプラスして訪れたいもう二つの寺社をご紹介しますね。

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