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豊田議員の音声”ハゲ~~~ッ”が表すものとは

カテゴリー:今日のできごと



先日から、ワイドショーをつけると流れてくる元自民党の豊田議員のヒステリックなわめき声。
あの声を聞くと、赤ちゃんは泣き出し、犬は吠え出すとか。
聞いていて愉快なものではありませんし、正直なところ、「このニュースはうんざり」というかたも多いと思います。

では、このヒステリーぶりから、なにがわかると思いますか。
元秘書さんが、ハゲだっていうこと!?
いえいえ、その真偽のほどはわかりませんが、実は、このヒステリーぶり、彼女のコンプレックスを表しているんです。

 

豊田議員の音声”ハゲ~~~ッ”

おそらく、元秘書さんは、すこ~し髪の毛がさみしいかたなのでしょうね。
自民党内の同様の方々で作った会が、「名誉毀損だ」的な訴えを起こすとか起こさないとか。
ただ、ここで問題なのは、そのことではありません。

このように、頭ごなしに、自分より弱いひとやものを罵倒(ばとう)したり、痛めつけたりする行為。
もしかしたら、あなたの近くにもいるかもしれません。
または、今現在はいなくても、子どもの頃に、そういう大人や先輩がいた、という記憶をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この種の行為には、ある心理状態が共通しているのです。

それは
自分に自信がない
自分にコンプレックスを持っている
とても弱いひとなのだということです。

 

弱い犬は、きゃんきゃん吠える

「自分に自信がない?」「コンプレックス?」「弱いひと!?」
そう聞いて、あなたは意外に思われたかもしれません。

頭ごなしに罵倒したり、痛めつけたり、という行為だけ見ると、そういうことをするひとは、とても強いひとなのだ、と思ってしまうでしょう。
もしあなたが、誰かにそんなことをされたら、とてもそのひとが「弱い」なんて思えないかもしれません。むしろ「強さ」を感じるかも。

でも、そう感じているときの「強さ」は、行為自体の物質的な「強さ」です。
殴られたら痛い、というのは、ものにものを強く衝突させたから痛い。つまり、衝突させるエネルギーが強かったということだけです。衝突させたひとが精神的に強いひとである必要は全くありません。
強い口調でものをいうことと、精神的に強いことはまったく別物なのです。
別物、というより、むしろ、強い口調でものをいうひとほど、精神的に弱いことが多いのです。

強くいう、ののしる、痛めつける、という行為は、自分の優位性を誇示する行為です。自分のほうがエラいのだ、強いのだ、ということを、相手にわからせようとしているのですね。
ことばをかえていうと、そのように「相手に自分の優位性をわからせる」ことでしか、自分の価値を確認できないひとが、このような行為をとるのです。

この種のかたがたが、「自分より弱いものにしか、そういう行為をとらない」ことからも、それはわかりますね。
自分より強いものや優れたものに対しては、へいこらして、それこそ人が変わったようになってしまうかたが多いと思います。
それは、強いひと相手では、自分の優位性を確認することはできないですし、逆に、相手から貶(おとし)められて自分の価値を傷つけられる可能性もありますから、そうならないように身を守っているのです。

逆に、自分には価値がある、ということを、しっかり自分自身でわかっている本当に強いひとは、わざわざ他人に認めてもらったりする必要は全くないので、そのような行為は全くとりません。
むしろ、本当に強いひとは、とても穏やかでやさしいのです。

 

もしあなたのまわりに”豊田議員”がいたら。。。

そうはいっても、現実に豊田議員のようなひとがまわりにいたら、とてもじゃないですが、不快でやっていられないでしょう。

そういうときは、まず少し距離を取ってみることをオススメします。

ご家族や先輩、先生など、狭い世界で近い距離の人間関係ですと、難しいかもしれません。でも、あなたがすべてをまともに受け止めずに、心理的に距離をおくだけで、あなた自身に少し余裕が生まれるはずです。

そして、「このひとは弱いんだ、コンプレックスの塊なんだ」ということを頭においたうえで、そのひとを、(心理的に)ちょっと離れたところから、よくよくじろじろと眺めてみましょう。
すると、なんだか、そのひとがかわいそう(と言ってはいけないかもしれませんが)に見えてきませんか。そして、ちょっとあわれに小さく見えてきませんか。あんなに自分の前に立ちはだかるくらい威圧的な存在だったのに、なんだか小さく。

そうなったら、もう大丈夫。

前と同じように罵倒されることがあったとしても、そんなちっぽけな存在からの罵倒だったら、あなたが傷つく度合いは格段に小さくなるでしょう。
また、そんなふうに強くなったあなたに対しては、自分の優位性を確認できないと思って、そのひとがあなたの元を離れていくかもしれません。

 

弱さやコンプレックスは、場合によっては、とても頼もしい武器になります。なにかを成し遂げるときの強力な原動力になることもあります。
でも、それを他人に向けてしまうと、単なる凶器になってしまいます。

自分の弱さをさらけ出せることが、実は一番強いのです。
そして、実は一番ラクチンなのでしょう。

豊田議員についての報道。
みんなが弱さを存分にさらけ出しまくって、もっと穏やかでやさしい世界になればいいなあ、なんてことを思ったできごとでした。

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