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「ロナウドの年収は高すぎる!?」

カテゴリー:今日のできごと

 

こんばんは☆

サッカーのW杯が終わってしまって、なんだかさみしいです~
個人的には、ベルギーとクロアチアのサッカーが、観ていてワクワクしました。
これはやっぱり、スペインかイングランドのサッカーを観に行きたいなあ♡

さて、今回のW杯で驚いたこと。
もちろん、一番驚いたのが、前の記事で書いたとおり、
「香川選手が、格段にかっこよくなった♡」(わたしの主観です)
ことなんですが、もうひとつの驚きが、お金の話。

参加国にFIFAから払われる賞金が、グループステージ敗退でも8億円余、とか
C・ロナウドの年収が120億円とか(^o^)

120億円!
いったい何に使うんだ、とか、そういう問題じゃないですね、120億円ともなると(^O^)

それらの金額を聞いて、わたしが思ったのが、
「みんながサッカーを好きな世界だからなんだなああ」
ということです。

当たり前ですが、サッカーにエキサイトするひとがたくさんいるこの世界だからこそ、
サッカービジネスにお金がたくさん集まり、お金が動く。
もしたとえば、みんなが「けん玉にエキサイトする世界」だったら、C・ロナウドではなく、けん玉王者が120億円を稼いでいるはずです。
(C・ロナウドが、実はけん玉も最強なのだ、という可能性は、ここではおいときます(^O^))

そんなことを思っていたら、マイケル・サンデル教授が、同じような切り口からの議論を
なかなか興味深い討論でした。

わたしは、ずっと「みんながサッカーにエキサイトする」世界にいるので、それが当たり前のことのように感じてしまいますが、
実は、それ=「サッカーはおもしろい」は単なるひとつの価値観に過ぎないのだなあ、ということを、しみじみ実感しました。
もしかすると、ある宇宙人からみたら、ボールを蹴って、網で囲われた枠の中に入れることが、なぜそんなに楽しいのか、まったくわからないかもしれないのです。
あるいは、ボールのような形の宇宙人がいたら、「虐待だ!」と言って、怒るかもしれない。

そう考えると、価値観って、単なる幻想・仮想に過ぎないのですよね~
それなのに、こんなに強大なパワーを持っている(ように感じてしまう)のが、不思議だな、と思いました。


スピリチュアルなひとは、よく「この世界は幻想なんです」みたいなことをおっしゃいますが、その一端を垣間見たような気がします。
まあ、価値観が仮想に過ぎないんだな、と思っていれば、振り回されることもなく、穏やかに過ごせそうですね♡



ちなみに、サンデル教授の講義のタイトルにもなっている「ロナウドの年収は高すぎるか!?」は、その善し悪し自体を問うべき問いかけではないと思います。
単に、そのような年収をもたらす社会システムについて考えるためのtipにすぎない。
社会システムについて考えずに、ロナウドの年収のことだけ議論するっていうのは、あたかも、試合中にオフサイドをとられたときに「そもそもオフサイドっていうルールをなくすべきだと思う」と審判に議論をふっかけるようなもの。
そういう議論は、試合外でするべし。
試合中は、決まっているルールでプレイしましょう♡




というわけで、価値観って強大なパワーを持っているけど、単なる幻想、に気づいたお話でした。
あ、ZOZOTOWNの話は、またまた今度☆

 

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