たくさん生きてるって
カテゴリー:今日のできごと
のっけから、しんみりで恐縮ですが、今日は、勤め人時代の先輩Kさんのお通夜に行ってきました。
前記事で書いた友人に続き、またもや50代のかたの訃報。
「最近、不幸が多くて」と言っていた後輩もいましたが、そういう年齢になってきたのかなあ、と思うと、「この先、友人知人の訃報にそんなに耐えられるだろうか」なんて、なんだか長生きする(精神的)自信がなくなってきたりなんだり。
そんなことを考えながら、行きの電車でInstagramをみていたら、大竹しのぶさんがこんなことを書いていらっしゃいました。
「沢山生きてるっていい事いっぱい経験出来るんだ‼️」
なんでも、緒形拳さんの夢をご覧になったそうで、目が覚めた後、「わたしは実際の緒形拳さんを知っているなあ」って思ったそうです。
で、「沢山生きてるっていい事いっぱい経験出来るんだ‼️」と実感なさったようです。
おふたりが実際に知り合ったのも、そのときにおふたりが生きていたからこそ、ですものね。
帰り道にふと思い出したこと。
同じ部署の別の先輩の結婚式に出席するために、みんなで沖縄に行ったときのことです。
どこからかの帰り道、みんな酔っぱらっているので、飲めないわたしがクルマの運転をすることになりました。が。そのクルマが業務用みたいなワンボックス(大勢だったので)で、ハンドルの横にギアチェンジのバーがついているタイプ。慣れないわたしは、どこが1だか2だか3だかさっぱりわからない。
「運転できませんよ~~~」と泣き言を言ったら、Kさんが「よ~し、俺がギアチェンジしてやる!」
そして、助手席に座って、バーを巧みに動かしてくれました、たぶん(^^♪
具体的にどう操作したのか~わたしがクラッチを踏んで「はい!」と掛け声かけたのか、それともKさんが「踏め!」と言ってわたしがクラッチを踏んだのか、そのあたりはよく覚えてないんですが、
沖縄の夜道を走る、酔っ払いをたくさん乗せたワンボックスの運転席と助手席で、「はい!」とか「踏め!」とか、餅つきみたいに掛け合ってたのかと思うと、なんだかほっこりおかしくなってきちゃいます。
そんないい思い出も、そのとき生きていたからこそ。
Kさんのことも、やっぱり、もういなくなってしまったことがほぼ100%信じられていなくって、”破天荒”そのものだったKさんが「よお!のび~、飲みに行こうぜ」って、ちょっと背中を丸めながら言ってきてくれるような気がします。。。。。。
そうやって、みんな、みんなのなかに生き続けるんですね、きっと。。。。。
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