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神社のお参りのお作法

カテゴリー:癒しをくれる場所



「心地のよさ」をこよなく愛するわたしがお送りする「癒しをくれる場所」シリーズ。第一弾は、神社です☆
日本に8万1千以上あるという神社(平成27年12月31日現在 文化庁『宗教統計調査』より)。
みなさんも、初詣やお宮参り、厄払いなど、節目節目にお参りすることも多いかと思います。

では、神社をお参りする際にどんなところに気をつけたらよいのでしょう。
ほぼ毎日、氏神様にお参りをしているわたくしから、とってもシンプルなお作法をお伝えしますね。
ポイントは9つだけ。
そして、たいせつなのは、「感謝の心」です♡

 

神社のお参りのお作法~どちらの神社にお参りするか

日本中に、8万1千以上もあるというのですから、どちらの神社におまいりをしたらよいか、迷ってしまいますね。
この点、まずは、あなたの「氏神様」にお参りすることを強くオススメします。

氏神様は、あなたが住んでいらっしゃる場所をいつも守って下さっている神様です。
他にもいろいろと気になる神社さんがあるかと思いますが、日頃から守って下さっていることへの感謝の意をこめて、まずは氏神様へお参りしましょう。

氏神様がわからない場合は、各都道府県の神社本庁 に問い合わせると,教えてくださるそうですので、ぜひ☆

氏神様に感謝をしっかりお伝えしたら、あとは、ぴんっとくる気になる神社にお参りしましょう。
縁結び、子宝、商売繁盛などなど、御利益はたくさんありますが、やっぱり重要なのは自分の直感。
もし御利益が魅力的でも、たとえば「なんとなく気が進まない」ですとか「なんか嫌な感じがする」ようなところには、お参りを避けた方が無難です。
いまのあなたが行く必要がないところかもしれませんからね。

逆に、御利益は関係なく、とても心地のいい空間だと感じる神社さんがあったら、ぜひ何度も足を運んでみてください。今のあなたに、たくさんのパワーをくれるはずです。

 

神社のお参りのお作法~実際にお参りに伺ったら

では、実際に神社にお参りに伺ったときに、どのように振る舞えばよいでしょうか。
細かい作法はたくさんあるかと思いますが、たいせつなのは、
神様に感謝をする心をあらわす
そして
神社は神様の家であるということを認識する
このふたつを忘れなければ、大変な不作法をすることはないでしょう。
ここでは、シンプルに基本的な6つの点だけ、お伝えしておきますね。

1.入り口でご挨拶
神社は神様の家ですから、入らせて頂くときはご挨拶をしましょう。
具体的には、鳥居の手前で、お辞儀をしてから、鳥居をくぐります。

2,参道では端を歩く
参道は、神様も歩かれる道です。真ん中は神様が歩かれる場所ですので、わたしたちは、端っこを歩きましょう。

3.手水(ちょうず)
鳥居をくぐると、手水がありますので、必ず手と口を清めます。
ひしゃくを取って、水で満たします。まずは左手に水をかけ、ひしゃくを持ち替えて次は右手に。そしてもう一度ひしゃくを持ち替えて、左手に水を満たし、その水で口をすすぎます。最後に、ひしゃくに残った水で、ひしゃくの柄を清め、終了です。

4.お賽銭は、すこし手前で用意する
お賽銭は、お賽銭箱の目の前で、ごそごそ財布を出して用意するのではなく、少し手前で用意しておきましょう。
イメージとしては、お社にいらっしゃる神様に見えない物陰で用意してから、神様の前へ出る、という感じです。
感謝の意をお伝えにお参りしているのに、その感謝の意を表すお金を目の前で財布から出しては、ちょっと失礼ですよね。

5.二礼二拍手一礼
いよいよお参りです。
これはご存じの方も多いと思いますが、お賽銭を入れて、鈴を鳴らしたら、二礼二拍手一礼でお参りします。
つまり、最初に深く二度お辞儀をして、二回拍手。そのあと、お礼やお願い事をお伝えして、最後に深く一礼。これでお参りが終了です。
お辞儀は、ふか~くしたほうがよいそうですよ。そうすると、神様が、背中までお祓い下さるのですって☆
また、出雲大社さんでは二礼四拍手一礼、など、神社によってお作法が違う場合もありますので、お賽銭箱付近にある立て札などは、注意してよく見てください。

6.出口でご挨拶
入るときと同じように、退出するときもご挨拶をしましょう。
鳥居をくぐったあと、お社のほうに向き直ってお辞儀をしてから、帰りましょう。

 

神社のお参りのお作法~おねがいごとのお伝え方法

神社へのお参りは、「感謝の意を伝えること」であっても、やはり、お願いごとはしたいものですよね。
そのお伝え方法も、これまたいろいろなことが言われていますが、ここでは、わたしが実行していることを3つだけお知らせしますね。

1.まずは、自分が誰か、を伝える
最初に、自分の住所と名前をお伝えします。自己紹介をするイメージですね。
どこの誰だかわからないひとが急にやってきて、「こうしてほしい」と言われても、神様は困ってしまいますので、最低の礼儀として、自分が何者であるか、きちんとお伝えしましょう

2.感謝の意をお伝えする
わたしはいつも、
「いつも充実して満ち足りた幸せな生活を、本当にありがとうございます」
とお伝えしています。
どの神様も、いまのわたしのあったかい生活を下さっている、その感謝の心をまずは真摯にお伝えしているのです。

3.お願い事は、「叶っている」現在形でお伝えする
たとえば、「お金持ちになりますように」と言うと、「お金持ちになりますように」の状態=お金持ちではない状態が叶ってしまう、と言われますね。
「お金持ちになりました ありがとうございます」のように、過去形で言うのがいい、とおっしゃるかたもいらっしゃいますが、わたしは
わたしはお金持ちです ありがとうございます
というように、現在形でお伝えしています。
なんだかそのほうが、言葉のパワーがあるような気がしませんか?

感謝の心で、神社さんにお参りする。
そして、その「御利益」に頼りすぎない。
おかげさまで、わたしの家族、みんな元気で幸せに暮らしています。

あなたの人生を生きているのは、あくまであなた。
神社さんも、頼りすぎないで、でもたくさんパワーをもらって、あなたの人生をますます豊かにしていきましょう。

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