愛と優しさと勇気の循環~”Welcome to Our Living Room”
カテゴリー:No music, no life☆, 癒しをくれる場所
“Welcome to Our Living Room”
新型コロナウィルス感染症の影響で、緊急事態宣言下にあった日本列島。
そんななか、ジャズピアニストの小曽根真さんが、4/9から毎晩毎晩、21~22時までの一時間、生ライブを配信してくださっていました。
鎌倉のご自宅の素敵なリビングルームから。
“Welcome to Our Living Room!!!”
女優の奥様 神野三鈴さんの心地よいサポートで、視聴者からのリクエストに応えながら、素敵なピアノを披露してくださっていました。
ピアノの演奏もさることながら、真さんと三鈴さんの和み度満点の掛け合い、かわいい猫ちゃんたち~ゆっくりちゃん・おーちゃん・めいちゃん、同じ時間を共有している視聴者の皆様のあったかいコメント。
全てが優しく愛に満ちていて、毎晩21時になるのが楽しみでした。
5月25日に、緊急事態宣言が解除になることが決まった後でも
「5月いっぱいは続けます.最終日にはちょっとしたサプライズを用意しています♡」
とおふたりからうれしいおことばが。
そんな楽しい時間も、いよいよ最終夜となった5/31.
「今日で最後かああ」とさみしい気持ちでFacebookを開けたわたしの目に飛び込んできたのは、、、
「Welcome to Orchard Hall!!!」
え!!!???なあに???オーチャードホール!!!???
このかたたちはだれ???オーチャードホールのスタッフの方々???
事態をよく把握していないわたし(だけではなかった、たぶん)をほっといて、
カメラは、オーチャードホールの扉を入り、階段を上がって、階上のホワイエへ。
客席への扉を開けると、客席には小曽根さんご夫妻が!
「Welcome to Our Theater!」
「おかえりなさい、あなたの劇場に♡」
なんと、最終夜は、鎌倉のお家を飛び出して、渋谷のオーチャードホールからの生中継だったのでした!!!
あまりに想定を超えたサプライズに、わたしは号泣~~~~~
コメントもろくに書けずに、Facebookのハートマークを押しまくり。
ステージの上には、小曽根さん家のリビングルームが再現されていて、クッションのうえには、愛猫ゆっくりちゃん(ふうのぬいぐるみ)もいます。
そんな(やたらと音響のいい)リビングルームで、最終夜の演奏が始まったのでした。
その夜、バーチャルなオーチャードホールに集まった観客は、16000人。
リアルなオーチャードホールにはとても入りきりません。
武道館だって無理♪
ご自宅でのライブにも、毎晩8000人ほどの観客がいつも集まっていました。
それだけのかたが、毎晩毎晩集っていたのは、もちろん素晴らしい演奏があってこそなのですが、小曽根さんご夫妻の愛情にあふれた優しさを感じることができたから、なのではないかと思います。
この2ヶ月弱にわたって、わたしは、おふたりから、愛情と優しさと勇気を受け取り続けていたように思います。
一方、おふたりは、最終夜のライブの最後に「みなさんから愛と勇気をもらいました」とおっしゃっていました。
たぶん、「これだけたくさんのひとが聴いてくれる」ということが、おふたりに愛と勇気をもたらしたのではないかと思います。
わたしたちもおふたりから受け取り、おふたりもわたしたちから受け取ってくださる。
そのぐるぐるが、どんどんどんどん大きくなればなるほど、そのなかでぐるぐるする愛と優しさと勇気も、どんどんたくさんになっていく。
そんな素敵な循環のなかに、わたしたちはいたのだと思います。
おそらく、今後、新型コロナウィルスと共存していく社会では、これまでの様々な概念が変わっていくことでしょう。
今回のライブも、無料だからすごい、ありがたいということでは全然なくって、
それ以上の、お金の概念をはるかに超越した、とてもだいじななにか~愛や優しさや勇気の循環 を受け取ることができました。
たぶん、これからは、その循環がとってもたいせつで最強だということが、もっともっと認知される世の中になっていくのではないかと思います。
本当に素晴らしい時間を、素晴らしいギフトを、ありがとうございました!
あの場にかかわったすべてのかたに、さらにたくさんの愛と優しさと勇気が降り注ぎますように!!!
そして、私事ですが( *´艸`)、小曽根さんご夫妻があまりに可愛らしくて素敵だったので、あんなカップルになる!というのも決めました♡ うふふ♪
真さんが三鈴さんに応えるときの「はあい~」が大好きです~~~!
その夜の映像はこちらの#53(the final)を。
その前までの演奏も視聴できますので、ぜひ☆
また、このライブについての解説記事はこちらをぜひご一読くださいな。
No music,No life.
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