『デタラメ～データ社会の嘘を見抜く』

今更言うまでもないことですが、
現代のわたしたちのまわりには、膨大な量の情報があふれています。
その情報の質は、玉石混交。
たぶん石のほうが多いんでしょうねぇ。。。

今日ご紹介する『デタラメ～データ社会の嘘を見抜く』は、そんな情報の大海で溺れてしまわないように指針をくれる本です。


本の内容は、おおまかにいうと３つに分かれています。

まず、『デタラメ』とはなにかという定義と、その伝達方法などがどのように変遷してきたか。
そして、具体的にどんなデタラメが世にはびこっているかという例示（膨大な(^_-)-☆）。
最後に、デタラメに惑わされないためには、どのように情報に接していけばよいかというアドバイス。

もしお時間がないのでしたら、最後のアドバイスの部分だけでもお読みになるとよいのではないかと思う内容でした。
情報への対峙のしかたのお話なんですが、なんといいますか、現代社会を生きていく人としてのあるべき態度としても読めるんです。
ぜひおススメ♡


人の数だけ、正義と真実はあるし、
それは自分のなかに大事にしまっておくもので、
人に向かって振りかざすものではないなあ、
そんなふうにずっと思っていたのですが、その思いを強くした本でした。