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覚えている、ということ

カテゴリー:今日のできごと


今日は、トム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』を観てきました。
友人に勧められて行ったのは、グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXスクリーン。
「6階建ての高さのスクリーン」と聞いていたものの、行くまではさっぱり意味が分かっていませんでしたが、行ったらわかりましたよ~(^_-)-☆
ド迫力のIMAXスクリーン(IMAXも初体験)に圧倒されて、映画の世界にどっぷり浸かり、終わった後しばらく、なんだか上手に歩けませんでした♪
これからも、グランドシネマサンシャイン池袋、ちょくちょく伺おうと思います。


今日、ミッション・インポッシブルを観たのは、実は、今年の5月に亡くなった友人を偲びたいなと思ったからでした。
その友人は、東京に住んでいたときは、なぜかトム・クルーズの映画を観るときには、わたしを誘ってくれていました。で、わたしは誘われないとあんまり映画を観ないひとなので、彼女のおかげで、すっごくトム・クルーズ好きのひとみたいな映画鑑賞履歴に。
『宇宙戦争』なんて、突っ込み入れながら、2回も観ちゃいましたからね~~~♪


ひとは2回亡くなる、と聞いたことがあります。
最初は、肉体が亡くなったとき。
そして2回目は、誰もそのひとのことを思い出さなくなったとき。

彼女は大学のときからの友人で、本当に思い出がたくさんあります。
あんなことも、こんなことも、学生時代は3人組で馬鹿馬鹿しいことを全力でやっていたなああ。あ、大人になってからも、そうだった。
それでいて、彼女はいつも本質を見抜いていて、ふとしたときにかけてくれた言葉が、いまもたくさん心に残っています。

最後に緩和ケア病棟へ入院してからは、わたしはお見舞いに伺えなかったので、わたしの記憶に残っている彼女は、去年のわたしの個展に、長野から遊びに来てくれた元気な姿です。
そのせいか、お葬式のときに棺に横たわっているのが彼女だとは信じられなかったし、いまでも99.9%くらいは彼女がもういないことが信じられていません。
いまでも、ひょっこり「こうちゃ~~ん!」と手を振って駆け寄ってきてくれるような気がします。

でも、こうやって書いていると、とてもかなしくて、やっぱり彼女はもういないのか、と思ったりもしています。
ただ、信じたくないだけなのかもしれませんね。

でも、信じても信じなくても、わたしは彼女のことを思い出すことはできます。
新しい思い出が増えていかないのは、かなしいことだけれど、
わたしが覚えているかぎり、わたしのなかに彼女は生き続けるのかな、と思います。

きくちゃん、今日もトムはかっこよかったよ。

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