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英語のコツ⑪ schoolには冠詞がつくか/つかないか

カテゴリー:学校では教えてくれない英語



ノンネイティブのわたしたちには、はっきりとわからない英語のニュアンス。なんとなく知っていても、なんとなくだと、なんとなく自信がなさそうな英語になってしまうもの。
もしくは、思わぬ誤解を生みかねません。

そんなニュアンスの違い。
わたしが英会話の授業で聞いて「ほほう!」と感心したワンポイントをお伝えしているシリーズ第十一回で取り上げるのは、schoolに冠詞をつけるときとつけないときをどう判断するか、です。

中学校のとき、at schoolと習って、「ここにはtheはつきません」と教えてもらいましたよね。それはなぜか???

ポイントは、その場所本来の機能、です♡



ちなみに、なぜここで英語の話?という疑問のかたは、こちらの記事へ♡

 

schoolに冠詞がつく場合とつかない場合

たとえば、
「私は学校へ(勉強をしに)通う」は
I go to school.
となり、冠詞はつきません。

一方、
「私は、彼に会いに学校に行った」は
I went to the school to see him.
となり、冠詞がつきます。

この違い、なんでしょう???

こたえは、目的が、その場所本来の機能と合っているか、です。
合致していれば無冠詞、合致していなければ冠詞がつきます。

もう一度、例を見てみましょう。
学校は勉強をするところですよね。
最初の例文は、その「勉強する」という本来の機能のために学校に行っているので、無冠詞となります。
二番目の例文では、「彼に会う」のは学校本来の機能でありませんので、冠詞がつく、ということになります。

このようなカタチで、冠詞の有無が決まるのは、schoolのほか、church, jail, prisonなどです。
ひとを教育したり、訓練したり、教え導いたりする場所に、このルールが当てはまる、と覚えておけばよいでしょう。

 

冠詞がつくかつかないかの例

①彼は毎週日曜日に(お祈りをしに)教会へ行く
を英語にしてみましょう。
「お祈りをする」という教会本来の目的に合致しますので、無冠詞です。
He goes to church every Sunday.


②彼は、教会で彼女と待ち合わせた
はどうでしょう?
この場合は、教会の本来の目的には関係なく、待ち合わせ場所がたまたま教会だったということですね。なので、冠詞が必要です。
He met up with her at the church.


③「彼は刑務所送りになった」
刑務所本来の機能で、刑務所送りになっているので、無冠詞です。
He was sent to jail.


④「私は、刑務所へ彼に面会に行った」
こちらは、刑務所本来の機能ではなくて、「面会する」という目的で行っていますね。ですので、冠詞が必要です。
I went to the jail to see him.

 

使用上の注意ポイント

注意点は、もちろん、意味を見極めて冠詞の有無を使い分けることですね。
感覚としては、これらの名詞をまず無冠詞で覚えておく。そして、なにか特別の目的があってその場所を言うときは冠詞をつける、というイメージがよいかもしれません。

また、もしjailやprisonに面会や慰問に行ったときは、特にtheをお忘れなく(^o^)
もしつけるのを忘れてしまうと、、、
よく知らないひとが聞いたら、「このひとは刑務所に入らなければならないようななにか悪いことをしたんだ」と思ってしまうかもしれません。
まああ、そんなことはあまりないかもしれませんが、ちょっと頭に入れておきましょう☆

 

schoolに冠詞がつく場合とつかない場合について見てきました。
いままで、なんとなくぼんやり使い分けていたモノがクリアになったのではないでしょうか。これからは、ぜひ意識して使ってみてくださいね。


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