”ゼロ磁場”とよばれるパワースポット①~分杭峠・そのパワーとは?
カテゴリー:癒しをくれる場所
長野県南部の伊那谷に位置するパワースポット”分杭峠(ぶんぐいとうげ)”。
近年、そのパワーが話題となり、多くのひとがあつまるスポットとなっています。
その魅力やパワーの源、そしてわたしが実際に分杭峠に行ったときの体験談をお話ししていきましょう。
1.”ゼロ磁場”とよばれるパワースポット①~分杭峠そのパワーとは?(この記事です!)
〇”ゼロ磁場”とよばれるパワースポット~分杭峠発見の経緯
〇世紀のパワースポット~分杭峠に点在する気場
〇分杭峠は“ゼロ磁場”ではない!?
2.”ゼロ磁場”とよばれるパワースポット②~分杭峠と“中央構造線”
〇中央構造線とは?
〇中央構造線とパワースポット
〇分杭峠と中央構造線
3.”ゼロ磁場”とよばれるパワースポット③~分杭峠のアクセス・周り方
〇分杭峠に行ってみた~アクセス
〇分杭峠に行ってみた~ふたつの気場
〇分杭峠に行ってみた~林道と水場
”ゼロ磁場”とよばれるパワースポット~分杭峠発見の経緯
長野県の南部、南アルプスと中央アルプスの中央に位置する細長い盆地、伊那谷。諏訪湖から発する天竜川が、そのほぼ中央部を北から南へ流れ、とても美しい自然に恵まれた場所です。
伊那谷の中核都市は、伊那市、駒ヶ根市、飯田市の3市です。
平成7年7月2日、この伊那谷の”分杭峠”で、世界有数とされるパワースポットが発見されたのです。
そのころ、地域振興に取り組む「21世紀の伊那谷を考える会」が発足していました。
もともと、伊那谷は「気の良さ」「気の強さ」があったといいます。つまり、伊那谷全体に、いい「気(パワー)」があったということですね。
その「気」の良さをみてもらい、「気」のいい場所の診断をしてもらうために、中国の著名な気功師が招聘されました。
そして、その気功師が、現地を案内されている途中、分杭峠近辺で、感性的にパワースポットを発見したのです。
「このすぐ下のあの樹の下に、とてもよい場所がある」
世紀のパワースポット~分杭峠に点在する気場
このようにして発見されたのは、現在一番ポピュラーな気場(パワースポット)です。
分杭峠のシャトルバスの降り場には、このような案内看板が立っています。
ここで説明されているのが、当初発見された気場(パワースポット)です。
もうひとつ、ヒーラーや気功師が集う気場(パワースポット)が、林道の奥の水場にあります。
わたしは、そちらの水場のパワースポットに行ってきましたので、こちらの記事を読んでみてください♡
しかし、これ以外にも分杭峠の谷一帯に、パワースポットが点在していると言われています。気場(パワースポット)が点在するという意味を込めて、分杭峠近辺を、「気場郷」と呼ぶこともあります。
どうやら、同じ分杭峠のなかでも、ひとによって、相性のよいパワースポットがあるようです。
しかも、いまポピュラーなふたつのパワースポット以外の場所に、その存在がまだ公になっていない「本命パワースポット」があるのだとか。。。
ポピュラーなふたつのパワースポットに限らず、あなたが心地よく感じるところをみつけて、ぜひその雰囲気を存分に楽しんでみてください。
分杭峠は“ゼロ磁場”ではない!?
この記事を読んでくださっているあなたも、”ゼロ磁場”ということばをお聞きになったことがあるでしょう。
ゼロ磁場とは、文字通り、磁場が0の状態である場所のこと。
たとえば、2本の導線に同じ強さの電流を流したとします。そうすれば、それぞれの導線の周りに、磁場が発生します。このとき、磁場の強さが同じで、方向が逆向きになる場所があれば、ふたつの磁場が打ち消し合って、磁場がゼロになります。
「分杭峠はゼロ磁場」として、とても有名ですね。
でも、実は、ゼロ磁場であるかどうかは、科学的に証明されておらず、確認できていないそうです。
では、なぜ「分杭峠=ゼロ磁場」が一人歩きをしてしまっているのでしょうか。
それは、パワースポット分杭峠発見に関与した気の研究の第一人者である佐々木茂美教授により提唱されている、「ゼロ磁場には、気(パワー)が集まる」という仮説によるものだと考えられます。
佐々木教授は、数々の実験を元に、その仮説を打ち立てました。
実際に、分杭峠の近くの市野瀬地区にある宿泊研修施設「入野谷」の4階には、人工的にゼロ磁場を発生させている瞑想室があり、そこでは強いエネルギーを感じる人も多いようです。
しかし、現状では、パワースポットとゼロ磁場との関係については、以下のような結論になっているようです。。。
・分杭峠がゼロ磁場であることの科学的調査・測定はなされていない
・ゼロ磁場に気(パワー)が集まることの科学的証明はなされていない
・パワースポットがすべてゼロ磁場であるというわけではない
ただ、いずれにしても、分杭峠が、有数のパワースポットであることには変わりないですね♡
そのパワー、存分に受け取っちゃいましょう~♡
世紀のパワースポット~分杭峠がどんなところか、というお話をさせていただきました。
次の記事では、分杭峠が位置する「中央構造線」のお話、その次の記事では、実際にわたしが分杭峠に行ったときのお話を♡
参考文献:宮本高行(2015年)『世紀のパワースポット・分杭峠を100倍楽しむ本』学研マーケティング.
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