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英語のコツ⑥ neglect/ignoreの意味の違い・使い方

カテゴリー:学校では教えてくれない英語



学校では教えてくれなかった英語のニュアンスの違い。
わたしが英会話の授業で聞いて「ほほう!」と感心したワンポイントをお伝えしているシリーズ第六回で取り上げるのは、neglectとignoreです。

どちらも、日本語では「無視する」と訳されます。
では、どのように使い分けをすればよいでしょうか。

ポイントは、義務があるのかどうか、という点なのです。



ちなみに、なぜここで英語の話?という疑問のかたは、こちらの記事へ♡

 

neglect/ignoreの意味の違い

neglectもignoreも、無視する、ことを表します。

違いは、無視する対象に対して、「本来は無視をしてはいけない義務があるか」ということなのです。

neglectは、そのような義務がある対象を無視することを表します。
それに対して、ignoreは、義務の有無は関係なく、無視することを意味します。

 

neglect/ignoreの例

たとえば、親は子どもを保護し養育する義務がありますよね。
その義務を放棄する育児放棄は、neglected childrenをうむことになります。
(とても悲しいことばですが。。。)
この場合は、ignoreは使わないのです。
The parents neglected their children.

一方、友達が話しかけているのに無視した、という場合には、
I ignored him.
です。
そこには、特に定まった義務はありませんからね(道義的には、無視しない方がいいですが(^o^))

 

neglect/ignore 使用上の注意ポイント

neglectやignoreの目的語になるのは、もちろんひとだけではありません。
ものごとも目的語になり得ます。

そのときも、やはり、「義務があるのかどうか」で、ふたつの使い分けをします。

たとえば、健康。
わたしは、自分の健康を自分で管理して然るべき、ですね。
ということは、わたしは自分の健康に注意を払う義務があります。
ですので、「不摂生していた」は
I neglected my health.
となります。
ignoreではないのですね。

一方、「彼はわたしのアドバイスを聞かなかった」という場合。
彼はわたしのアドバイスを聞く義務はありません。ですので
He ignored my advice.
となります。

こんなふうに、ひとであっても、ものごとであっても、その対象に対して義務があるかどうか、で、ふたつを使い分けましょう。
 

neglect/ignoreの違いについてお伝えしてきました。
わかってしまえば、そんなに難しくありませんね。使う場面が少ないほうがよい単語たちであるような気もしますが(^o^)、使い分け、ぜひ覚えておきましょう☆


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